「雨の日の拾い者」あらすじ|フランク・ロイド|note

金曜日の真夜中、ぼくは終電二本前で住んでいる北千住まで帰ってきた。近道を通ろうと寂れた公園のある道を通りがかった。公園の中で女性と男性が揉めていた。無理やりホテルかカラオケにでも連れ込もうとしていたようだった。 ぼくが助けたのは3年生の女子高生。彼女は自宅の大宮まで戻るお金を持っていないという。一人暮らしでお金を借りる相手もいない。仕方なく、ぼくは彼女をぼくの部屋に泊めることにした。彼女の名前は遠藤早紀江。偶然にもぼくと同じ苗字で7歳年齢が違う。 何の話の流れか、私の処女もらって!同棲して婚約しましょ!となる。う~ん、なんなのだ? 問題はぼくが国家機密を扱う防衛省の公務員というこ

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