女性新幹線パーサー
ブラックな拘束時間。これは大変なお仕事。
女性新幹線パーサー(車内販売員)の本音/「制服着て働いてみたい」けど、実際のとこどうなの?
ある日のスケジュール(東京所属)
前日
08:40出社:制服に着替えて出社。乗務に必要な物を準備します。
09:30乗務:のぞみ号に乗車。今日はワゴンサービスを担当。平日の朝はビジネスマンが多く、コーヒーがたくさん売れました。
12:30休憩:クルー全員でランチ。そのあとの集合時間まで「サービス接遇検定」の参考書を見て勉強です。
15:00乗務:のぞみ号に乗車。アイスクリームがとても売れました。外国のお客様に「富士山はいつ見えますか?」と聞かれ、ご案内しました。今日は天気が良く、富士山がとてもきれいでした。
18:00休憩:クルーと夕食。すぐに次の乗務の準備をします。
20:00乗務:この時間はアルコールがとにかく売れます。ビール、ワインなどのアルコールはもちろん、おつまみもたくさんワゴンにのせてアルコールのお供におすすめしました。
23:00業務終了:今夜は大阪に宿泊。同期も一緒だったのでお互いの情報交換をして就寝。
当日
06:00乗務:朝早い列車なのでコーヒーとサンドイッチのお得なセットのおすすめをして頑張りました。
9:30勤務終了:このあと同期と買い物、ランチをして帰宅。
「コロナ前は違ったんですよね」新幹線の“販売員さん”と時速285kmで往復し続ける職場で起こった“変化”(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
3人1組で乗務、東京~新大阪間を往復する毎日
〈東海道新幹線のパーサーは、基本的に3人1組で乗務を行う。甫立さんのようなシニアパーサーは見回りを担当し、残る2名がおおむね列車の前後に分かれてワゴンを押して販売を担当。東京~新大阪間で1回の勤務で1~1.5往復。新幹線は朝6時から深夜0時まで走っているので、とうぜん泊まり勤務の機会も多い。〉
――甫立さんはシニアパーサーとして見回りを担当しているんですよね。見回りとはどのような仕事なのですか。
甫立 シニアパーサーやチーフパーサーは、クルーをまとめるマネージャーの役割をしています。そのマネージャーの仕事のひとつとして見回りがあるんです。
見回りの仕事は、車内をきれいに保つという点ではお手洗いや洗面台を掃除したり、不審物がないかを確認したり。あとは降りていったお客さまの忘れ物がないかとか、乗り換えについて聞きたいお客さまに対応したり、気分が悪そうな方がいないかを気にしたり、ですね。
ちなみに、グリーン車のお客さまにおしぼりをお渡しするのも私の仕事です。ワゴンの稼働を指示するのもマネージャーの担当ですね。意外とやることが多いんです(笑)。
峯岸 販売はだいたいグリーン車(8~10号車)を中心にして1号車側と16号車側で分かれます。それぞれグリーン車から端っこに向かって往復して、という感じで。繁忙期でもなければ、東京から新大阪の間で3往復ぐらいはしています。ただ、混んでいるときには2往復、1往復ということもあります。

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