フランク・ロイドのブログ

フランク・ロイドの徒然

ジャンププラス原作大賞に応募してみました、「マルチバース」

「マルチバース」あらすじ

米国留学中にNYタイムズスクエアで狙撃されて殺害された日本人の大学院生森絵美の記憶データ/知性システムは物質/エネルギー体ではない存在になり、宇宙空間を彷徨い始めた。彼女のいた宇宙は第4ユニバースと他の宇宙から呼ばれていた。


彼女は、星々を通過して星雲の中に入りある星系に近づいた。すると、知らない知識が彼女にささやく。あれはペガスス座IK星系だと。彼女は自分はなぜ知っているんだろう?と訝しんだ。


それは純粋知性体という存在が彼女につぶやいたことだった。純粋知性体は、彼女のいた第4ユニバースの他にも3つの宇宙があり、非常に似通っていることを教えた。私/ぼくは彼女を第2ユニバースに連れて行った。

第1話:

第2話:

第3話:

第4話以降:

第4話以降は、既にnoteにバラバラで公開していて、ピクシブでまとめたものがありますので、そちらをご参照下さい。

シリーズ「A piece of rum raisin - 第2ユニバース」で、今回の投稿作は、上のリンクでは、
第1話:第9話 絵美と絵美、純粋知性体、絵美と奈々

第2話:第1話 絵美の殺害1、1985年12月7日、9日、10日、ニューヨーク

第3話:第7話 絵美と洋子、1983年1月15日/1983年2月12日

と同じです。エピソードを引き立たせるために、時間軸を前後させました。字数制限がありますので。でも、第1話~第3話で独立した話としては成立させたつもりです。

ジャンププラス原作大賞、連載部門に応募してみようと思って、構成を変えてしまいました。第1話10,000字、第2、第3話4,000字という字数制限で、第4話以降を投稿いただいても問題ありませんが、審査対象にはならないそうで、これは仕方なし。初回のマンガは、ページ数が倍くらいありますから、字数は多めで、2回め以降は普通ページ数が減るものです。

「作品一般論として物語全体の結末が面白い・納得できることは重要ですが、今回そこは度外視です。ですので、連載部門では完結作品ではなく、3話までの募集といたしました」ということで、順番を変えて、アイキャッチのするものを第1話に持ってきました。辻褄はあいませんが、先の展開はどうなんだろう?というお話にしてみました。

私のダラダラ長いフィクションが、「漫画の原作」になるのかどうか、わかりませんが、ほぼ80%は完了してありますので、応募するくらいはいいかなと思ってます。それに、時代設定が1977年からなので、これは時代設定を現代にしないと通用しないかも?とも思います。

実際は、1977年から始まる話で、書いている内に、大学生の恋愛小説がおかしな方向に行って、マルチバース物になってしまいました。

読む順番としては、

ヰタ・セクスアリス(Ⅰ)雅子 総集編1
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18866514
ヰタ・セクスアリス(Ⅰ)雅子 総集編2
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18870089
ヰタ・セクスアリス(Ⅰ)雅子 総集編3
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18870108

が最初のプロローグ。これは、今回の応募にはふさわしくなさそうですが、物語の発端がこれです。

これが第4ユニバースという第1~第3ユニバースの干渉を受けていないオリジナルの世界という設定です。

ただし、この応募作品の第1話で書いたように、純粋知性体のイタズラで狙撃されて死亡した第4ユニの主人公の森絵美の記憶は、第2ユニバースの他人の脳にダウンロードされてしまいます。

「ヰタ・セクスアリス(Ⅰ)雅子編」の続きは、同じく第4ユニバースのお話(第2も第十一話まで全く同じ話になります)、

シリーズ「ヰタ・セクスアリス(Ⅱ)- 第4ユニバース」


に続きます。

ここまでで、なぜ、森絵美が狙撃されて死亡したかの理由は、書いてません。森絵美がなぜニューヨークへ留学するのか、それは、「ヰタ・セクスアリス(Ⅰ)雅子 総集編3」の2ページにあるように、島津洋子の入れ知恵によるものとしています。

続いて、話は第2ユニバースに飛んで、森絵美の殺害場面からとなります。「ヰタ・セクスアリス(Ⅱ)- 第4ユニバース」の最後から、狙撃事件までのエピソードは、第2の第20話以降で明らかにします。「雅子 総集編3」の「絵美と洋子」場面から、絵美がニューヨークで何をしていたかが肝になるからです。

第2ユニバースの登場人物に記憶が転移してしまった第1ユニバースのお話がそれと並行して続いています。これは、記憶転移という干渉により、第2、第4で起こったことが起こらない、或いはその逆の世界です。

マンガにするには、ここまででしょう。長すぎます。ここまでで、どんでん返しとオチをつければ十分でしょう。

ですが、以降、まだ続きます。

シリーズ「A piece of rum raisin - 第1ユニバース」



この第1のユニバースは、第3ユニバースと同様、登場人物たちが何もしなければ、ペガスス座IK星という星の極超新星爆発で、ガンマ線バーストが飛来し、地球の種の大量絶滅が起こる世界です。(第2、4はガンマ線の飛来から免れます。その経緯は、第1ユニ「第7話 スーパー・スターフィッシュ・プライム計画」に書いてあります)

話はややこしいのですが、このシリーズ「A piece of rum raisin - 第1ユニバース」は、第2、第4と同じく、1970年代の設定で、第2に記憶が転移するのは、2010年の第1ユニバースの登場人物という話。

もともとの話は、セルン(CERN、欧州原子核研究機構)の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)に2008年に起こったヘリウムのクエンで、膨大なガンマ線が発生し、電子・陽電子の対生成、対消滅によって、偶発的に第3の登場人物の記憶が第1に転移したことから始まります。これは校正中。

シリーズ「A piece of rum raisin - 第3ユニバース」



2025年のペガスス座IK星の極超新星爆発で、いったんは地球の種の大量絶滅が起こりますが、2010年の第1ユニバースの干渉により、第3の登場人物の記憶は、2025年から2010年に引き戻されます。

第2話 神岡鉱山、2025年9月8日(月)、第三ユニバース


とまあ、このシリーズはこういう具合。

恋愛小説が、SFになってしまったという。

誰も読まんね、これは。

登場人物

●アメリカ、NYPD、監察医務局
 ノーマン  :NYPDの警視、森絵美の捜査担当
 マーガレット:ニューヨーク市監察医務局監察医、医学博士、森絵美の捜査担当
●フランス、洋子関連
 島津洋子(第二): 仏モンペリエ大学の法学教授、1952年生まれ、1986年34歳
 ピエール:仏モンペリエ大学の洋子の同僚
 ジョン :ピエールの友人の米国人。フランス外人部隊の退役軍人。
●アメリカ、ハワード&ニック探偵事務所(ジョンの紹介の探偵事務所)
 ハワード:アイリッシュ系白人男性、身長180センチ
 ニック :黒人男性、身長200センチ
 マリー :秘書、白人金髪女性、日本語を話す、捜査情報収集
●ビル・ゲイツ(第一、第二):マイクロソフト創始者
 ビル・ゲイツ(第二):第一、第二での洋子たちの資金源。1955年生まれ、1986年31歳

●日本【第2ユニバース】
 森絵美  (第二ユニ):1979年21歳転移、1985年27歳の時NYで射殺、死亡
 神宮寺奈々(第二ユニ):1979年21歳転移、1986年28歳の時絵美の記憶が転移、二つの人格
 宮部明彦(第二ユニ):1970年12歳転移、1986年28歳
 加藤恵美(第二ユニ):1978年20歳転移、1986年28歳

●日本【第1ユニバース】
宮部明彦  :1970年12歳の時第3ユニから記憶転移、1986年28歳
加藤恵美  :1978年20歳の時第3ユニから記憶転移、1986年28歳
森絵美   :1979年21歳の時第3ユニから記憶転移、1986年28歳
島津洋子  :1979年21歳の時第3ユニから記憶転移、1986年28歳
小平一平  :1983年35歳の時第3ユニから記憶転移、1986年38歳
湯澤研一  :1983年25歳の時第3ユニから記憶転移、1986年28歳
アイーシャ :1983年25歳の時第3ユニから記憶転移、1986年28歳
岬麗子   :1983年20歳の時第3ユニから記憶転移、1986年23歳

●日本【第3ユニバース】
宮部明彦博士:1971年生、2008年37歳、高エネルギー加速器研究機構(KEK)
加藤恵美博士:1971年生、2008年37歳、東京大学宇宙線研究所
森絵美博士 :1971年生、2008年37歳、高エネルギー加速器研究機構(KEK)
島津洋子博士:1971年生、2008年37歳、CERN、加速器開発主任研究員
小平一平教授:1958年生、2008年50歳、東京大学宇宙線研究所
湯澤研一博士:1971年生、2008年37歳、宇宙航空研究開発機構(JAXA)
アイーシャ :1971年生、2008年37歳、CERN、加速器開発研究員
岬麗子   :1976年生、2008年32歳、日経サイエンス契約のジャーナリスト
中野さん  :KLMのキャビンアテンダント

極超新星爆発:2025年、ガンマ線バーストでの全種の滅亡
極超新星爆発(第1、第3ユニ):2025年、ガンマ線バーストでの全種の滅亡
極超新星爆発(第2、第4ユニ):2025年、ガンマ線バーストの目標から地球は逸れる

タイムライン

★第1話 絵美の殺害1、米国東部時間、1985年12月7日、9日、10日、ニューヨーク
 森絵美殺害日:
 ●NYタイムズスクエア
 ●NYPD、ノーマンのオフィス
  1985年12月7日(土)午前11時米国時間
  1985年12月8日(日)日本時間
 森の母への殺害連絡:
  1985年12月7日(土)米国時間
  1985年12月8日(日)日本時間
 NYPD、NY検死局
 ●モルグ
  1985年12月8日(日)米国時間
  1985年12月9日(月)日本時間
 森の母から明彦への連絡:
 ●森良子からの電話
 ●島津洋子への連絡
  1985年12月8日(日)米国時間
  1985年12月9日(月)日本時間
 洋子のNY入り:
 ●NYPD、ノーマンのオフィス
  1985年12月10日(火)午前米国時間
  1985年12月11日(水)日本時間
 森の母のNY入り:
  1985年12月10日(火)午後3時米国時間
  1985年12月11日(水)日本時間

★第2話 絵美の殺害2、米国東部時間、1985年12月11日、ニューヨーク
 明彦のNY入り:
 ●ケネディ国際空港
 ●ペニンシュラホテル
  1985年12月11日(水)午前8時米国時間
  1985年12月12日(木)日本時間
 洋子たちとノーマンとの面会日
  1985年12月11日(水)午後1時半米国時間
  1985年12月12日(木)日本時間

★第3話 絵美の殺害3、米国東部時間、1985年12月11日、ニューヨーク
 ●NYPDノーマンのオフィス
 ●ニューヨーク主任監察医事務所
 ●絵美のコンドミニアム
 洋子たちとノーマンとの面会日
  1985年12月11日(水)午後1時半米国時間

★第4話 絵美の殺害4、1985年12月11日、絵美のドミトリー
 ●第3話 絵美の殺害3、P.2
 ●第3話 絵美の殺害3、P.3
 ●絵美のコンドミニアム1、1985年12月11日
 ●絵美のコンドミニアム2、1985年12月11日
 ●ヒンクリーとブッシュ家の関係
 ●ジョン・ヒンクリー
 ●ケースクローズド?