フランク・ロイドのブログ

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ヒメと明彦 第4章、ヒメと明彦 XIII

ヒメと明彦 第4章
ヒメと明彦 XIII

登場人物

宮部明彦    :理系大学物理学科の1年生、横浜出身
仲里美姫    :明彦の高校同期の妹、横浜の女子校の3年生
高橋良子    :美姫の高校の同級生
生田さん    :明彦のアパートの大家、布団屋さん


小森雅子    :理系大学化学科の学生、美術部。京都出身、
         実家は和紙問屋、明彦の別れた恋人
吉田万里子   :理系大学化学科の1年生、雅子の後輩、美術部
内藤くん    :雅子の同期、美術部、万里子のBF
田中美佐子   :外資系サラリーマンの妻。哲学科出身


加藤恵美    :明彦の大学の近くの文系学生、心理学科専攻
杉田真理子   :明彦の大学の近くの文系学生、哲学専攻


森絵美     :文系大学心理学科の学生
島津洋子    :新潟出身の弁護士


清美      :明彦と同じ理系大学化学科の学生、美術部

 1977年7月16日(土)
 ●雅子の推測


 日が昇っていないのに目が覚めた。普段は目覚めが良いというわけじゃない。鼻と唇があったかい。彼に抱きついて彼の胸に顔をくっつけている。私の右脚を彼の太腿に絡みつけている。彼の右足が私の股を割っていて、あそこに当たっている。だから、あそこがジンジンしてるんだ。ちょっとぉ。雅子、さんざんしたじゃないの?まだ、ジンジンしてるの?



 明彦はスヤスヤ寝てる。寝てるんだけど、あそこが固くなってる。これが男の子の朝立ちってやつなんだね。そうだよ、私は男の子と朝まで過ごしたのはこれが初めてなんだ。ふ~ん、男の子と朝まで過ごすとこうなるんだね?いじってみよう。おお!硬い!起こしておねだりしてみようかしら?


・・・私、彼に付き合っちゃおうか?って言われたのが昨日だよね。我ながら展開が早い。もう、彼とセックスしちゃった。それも何回も。いや、何回もって、彼はそんなに逝ってない。3回くらいだ。何回も逝ったのは私だ。癖になる。これは新鮮だ!起きると横に私の男の子がいる、横で寝てる。


 いろいろ試したものなあ。ヒメと何やったの?と問い詰めて。ああ、恥ずかしい。48手の8分の1は制覇した!生まれて初めて、男のあれをお口に入れた。生まれて初めて、私のあそこを舐められた。ひと晩で開発されてしまった。うん、大人の女になったって感じ?少し、ヒメに追いついたかしら?


「雅子、なにいじってるの?また、欲しくなっちゃったの?」と明彦が起きた。朝寝てる時にいじられるのに慣れてるんだね?驚かないんだね?私は堅物で通っていたから、高校の時も女の子のエッチな話とか恋バナするグループの仲間に入ったことがなかったものなあ。今度、万里子にいろいろ聞いてみないと。20才にもなって、知識・経験は18才のヒメ以下だよ、これじゃあ。


 彼がその気になったので、また、抱かれた。いやいや、私は彼以上にその気になってた。また、いじめられて、アンアン言った。


 私のアイデンティティーは崩壊中です!パパ、ママ、すみません。堅物でクールな女じゃ実はなかったです。セックスを覚えたての高校生の猿並みで、単に経験不足だったから、自分の本質を知らなかったバカな女でした・・・あ~、もっと早く知っとけばよかった・・・って、相手が明彦だからだね。万里子じゃないんだから、誰でも良いってわけじゃない。


 シャワーを浴びるの、面倒くさい。二人のフェロモンが充満しているベッドに潜り込んでいるのが心地よい。幸せだ。安心安全。

ヒメと明彦 第4章、ヒメと明彦 XIII に続く。