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フランク・ロイド の フィクションシリーズ 「よこはま物語、ヒメと明彦」 目次

フランク・ロイド の フィクションシリーズ
 「よこはま物語、ヒメと明彦」 目次

https://note.com/beaty/n/nfc944699b128


 日付がなあ、といつも思う。書いていると、過去に遡って書かないといけないことがある。そうすると、話が前後する。これは私のフィクションを続けて読む人間がいるとして、頭から読んでいってやっとここにつながるんだ、ということにもなる。続けて読まない人間は、わけがわからないので、諦めるだろう。


 しかし、1日1話なんて書いているので、あ!これを書き忘れた、自分の頭にはあるが、他人が読んだら、なんでそうなるの?ということになる。それで、時間軸の中途で挿入する。それも混乱させる一因。


 一応、時間軸はメモっておいて、まあ、書き殴りで金になるものでもなし、と放っておく。最後の総集編で整理すればいいだろう、ってことです。


 それから、こういう70年代を書いていると、古代ローマ・エジプトにちょっとやそっとで頭を戻せない。尻切れトンボになっているのはわかっているが、70年代にケリを付けてから出ないと、紀元前46年世界に戻れない。さらに、2035年世界にも戻れないわけで、そうそう器用に頭が切り替わらないのだ。


 だって、そうでしょ?1970年代の学生の登場人物が、高校、入学試験、大学、男女関係、セックスで頭がいっぱいというなりきりで書いているのと平行に、クレオパトラ7世がどう入れ替わって、シーザーとアントニウスをもてあそばせるか、なんて書けません。さらに、ガンマ線バーストでどう地球が壊滅するか、CERNの加速器のクエンチによる暴走はどう書くか?なんて思いもよらない。


 やれやれ。


 で、これからこの物語をどう書くか、というと、舞台は、神戸の中華街に移る。台湾マフィア(に限らないが)、誘拐された日本人女性を集団人身売買で香港・広東に売り捌くのは、横浜の中華街に限らない。日本全国で行われていることだ。その詳細を書いていこうと思う。


 このフィクションの舞台は、1970年代だが、21世紀の現代でも状況は変わらない。


 家出をしたり、通学途中で誘拐されたりする女性は、年間数万人以上になる。また、日本を出国したきりパスポートの有効期限が切れても大使館はもちろん、身内にすら一切連絡の無い日本人の数は、5~6年前で毎年千人単位だった。


 海外旅行へ行かれる方々に人身売買のための誘拐がアメリカレベルの先進国でも頻繁に行われていることを知っておいても損はない。


 誘拐され、売られて売春を強要されたり、金持ちに所有されることはどこの国でもある。日本人の女性に最も高値がつくので、どこの国(やはり中国・東南アジア各国が凄い)でも、日本人女性をタ-ゲットとする誘拐のプロが半ば公然と活動している。

 在外公館で、事件・事故等の援護件数という資料がある。海外邦人(海外在住、旅行者等)の在外公館の援護統計トップ20は以下の通りである。

 上位にはアジア諸国があるが、5位はバンクーバーの領事館。北アメリカだ。7位には英国大使館。

 海外における性を目的とした誘拐と人身売買(海外での誘拐も国内からの誘拐も)は想像以上に起こっている。


 ヨーロッパで誘拐した10人もの若い日本人女性を麻薬づけにしているような事例もある。その女性たちは、は中国に出荷された。海外旅行に行く日本人の方々、特に女性は先進国だからといって、気を抜いたりしないように、気をつけた方が良い。誘拐されたら、間違いなく売春を含む性奴隷にされる。麻薬や暴力によって逃げられず、長くても10年程度で使い物にならなくなり、餓死させられる。


 もう20年位も前の事だが、こんなニュースがあった。フィリピンのビルで火事があったが、その地下から十数人の遺体が発見された。それは皆鎖で繋がれており、そのため逃げる事ができなかった。十代前半から二十代の少女達だったそうだ。売春宿ではなく人身売買組織のアジトだったらしい。


 ニュースウィークで読んだような記憶があるが、ヨーロッパの話。東欧を中心とした欧州各地から若い女性や幼女がさらわれて人身売買される事件がかなりあるそうだ。国境を跨ぐだけにEUとしての取組みが必要だと論じていた。こういう事が現実にある以上、旅先で・・・という事も否定しきれないように思う。


 これは、外務省が数字だしている。たまに新聞でもその外務省の数字を載せてる。日本を出国したきりパスポートの有効期限が切れても大使館はもちろん、身内にすら一切連絡の無い日本人の数は、5~6年前で毎年千人単位だったと思う。


 ある中国大陸の刊行物に、首から「名前と値段を書いた札」をぶら下げた女性たちが売られている場面が載っていた。


 相場は、2千元から3千元。説明文を読むと、「これは、大陸における無数の女性売買の1コマにすぎない。」とる。


 写真の中には、家畜を買うような調子でごつごつした手を女性の下着の中に突っ込んで具合を確かめているものもあるとのこと。


 中国で女性が誘拐されやすいのは鉄道の駅だ。江蘇省徐州では43名のタクシー運転手からなる人身売買組織が、白昼堂々、徐州駅を根城に若い女性を拉致し、5か月間で101人を売って13万6千7百元の利益を上げた。


 隴海線上で暗躍するある人身売買組織は、男児の拉致・誘拐を専門としている。江蘇省徐州の人身売買業者は、公然と広告を出して売り上げの増進をはかっている。


 彼らは男児を「虫」、女児を「草」と呼び、駅に「当方に、現在、江南の虫2匹、湖南の草3株あり。購入希望の方はお早めに。入金あり次第、即進呈。場所は、××地下商場一号口。」のような広告を出す。


 購入者は老人か障害者のケースが多い。女性が逃亡できないようにしてあり、反抗すると、殴り殺されたり、足の腱を切断されたり、何度も転売されたりする。


 性の奴隷にすることを目的とした誘拐は、日本でも大掛かりに行われているという。そして背景には、日本人なら知っていると思われる企業が存在している。日本国内でも・・・というお話は、まさに法もモラルもない舞台が日本にも存在しているのだ。


 また、日本の女性が初めて行く海外旅行先のひとつとして、ハワイやグァムがあるが、彼の地にも人身売買を目的とした誘拐のネットワークが根付いている。

ヒメと明彦1、明彦+美姫編

ヒメと明彦 Ⅰ
 1975年8月4日(月)
 ●初体験
ヒメと明彦 Ⅱ(Masako Komori、ラブホ)
 1976年2月14日(土)
 ●合格発表
ヒメと明彦 Ⅲ
 1976年2月14日(土)
 ●ラブホテル
ヒメと明彦 Ⅳ
 1976年3月19日(金)
 ●部屋探し
ヒメと明彦 Ⅴ
 1976年3月19日(金)
 ●押しかけ同棲
ヒメと明彦 Ⅵ
 1976年3月19日(金)
 ●千駄ヶ谷の底なし沼

★ヒメと明彦4、雅子+明彦編

ヒメと明彦 Ⅶ
 1976年4月26日(月)
 ●Masako Komori Ⅰ
 1976年9月17日(金)
 ●Masako Komori Ⅱ
ヒメと明彦 Ⅷ
 1977年4月22日(金)
 ●Masako Komori Ⅲ
ヒメと明彦 Ⅸ
 1977年7月15日(金)
 ●Masako Komori Ⅴ
 神楽坂、居酒屋
ヒメと明彦 Ⅹ
 1977年7月16日(土)
 ●雅子の部屋 Ⅰ
ヒメと明彦 XI
 1977年7月16日(土)
 ●雅子の部屋 Ⅱ
ヒメと明彦 XII
 1977年7月16日(土)
 ●雅子の部屋 Ⅲ
ヒメと明彦 XIII
 1977年7月16日(土)
 ●雅子の推測

★ヒメと明彦2、美姫編

ヒメと明彦 XIV(良子の初アパート訪問)
 1976年4月10日(土)
 ●Miki Nakazato Ⅰ
ヒメと明彦 XV
 1976年4月10日(土)
 ●Miki Nakazato Ⅱ
ヒメと明彦 XVI
 1976年4月10日(土)
 ●Miki Nakazato Ⅲ
ヒメと明彦 XVII
 1976年4月10日(土)
 ●Miki Nakazato Ⅳ
ヒメと明彦 XVIII
 1976年4月10日(土)(初3P)
 ●Miki Nakazato Ⅴ
ヒメと明彦 XIX
 1976年4月30日(金)(予備校、3P)
 ●Miki Nakazato Ⅵ

★ヒメと明彦3、良子編

ヒメと明彦 XX
 1976年5月1日(土)
 ●Ryoko Takahashi Ⅰ(ヒメと明彦2、美姫編、ヒメと明彦 XIXの続き)
 1976年5月3日(月)
 ●Ryoko Takahashi Ⅱ
ヒメと明彦 XXVII
 1976年5月7日(金)
 ●Ryoko Takahashi Ⅲ
ヒメと明彦 番外編1
 ●酒と目薬

★ヒメと明彦5、芳芳編

ヒメと明彦 XXI
 1970年2月4日(水)
 ●良子、小学6年生
 1977年7月13日(水)
 ●良子の懸念
ヒメと明彦 XXII
 1977年7月14日(木)
 ●芳子の捜索 Ⅰ
ヒメと明彦 XXIII
 1977年7月14日(木)
 ●芳子の捜索 Ⅱ
ヒメと明彦 XXIV
 1977年7月16日(土)
 ●芳子の捜索 Ⅲ
 1977年7月16日(土)
 ●雅子 Ⅰ
ヒメと明彦 XXV
 1977年7月16日(土)
 ●良子の家
ヒメと明彦 XXVI
 1977年7月16日(土)
 ●天ぷら蕎麦

★ヒメと明彦6、明彦編

ヒメと明彦 XXVIII
 1977年7月16日(土)
 ●林田
ヒメと明彦 XXIX
 1977年7月16日(土)
 ●作戦会議
 ●車内
ヒメと明彦 XXX
 1977年7月14日(木)
 ●拉致
ヒメと明彦 XXXI
 1977年7月17日(日)
 ●侵入
 ●救出
ヒメと明彦 XXXII
 1977年7月17日(日)
 ●口裏合わせ

★ヒメと明彦7、雅子と美姫編

ヒメと明彦 XXXIII
 1977年7月17日(日)
 ●雅子の提案
1977年7月18日(月)
 ●美姫の引っ越し Ⅰ
ヒメと明彦 XXXIV
 1977年7月18日(月)
 ●盗み聞き
ヒメと明彦 XXXV
 1977年7月18日(月)
 ●美姫の引っ越し Ⅱ
ヒメと明彦 XXXVI
 1977年7月18日(月)
 ●美姫の引っ越し Ⅲ

★ヒメと明彦8、後藤恵子編

ヒメと明彦 XXXVII
 1977年7月18日(月)
 ●ジミー・周
ヒメと明彦 XXXVIII
 1977年7月19日(火)
 ●美姫の引っ越し Ⅳ
ヒメと明彦 XXXIX
 1977年7月19日(火)
 ●後藤恵子 Ⅰ
ヒメと明彦 XXXX
 1977年7月18日(月)
 ●後藤恵子 Ⅱ
ヒメと明彦 XXXXI
 1977年7月19日(火)
 ●後藤恵子 Ⅲ
:ヒメと明彦 XXXXII
 1977年7月19日(火)
 ●後藤恵子 Ⅳ

★ヒメと明彦9、良子、芳子と恵子編

ヒメと明彦 XXXXII
 1977年7月19日(火)
 ●後藤恵子 Ⅳ
ヒメと明彦 XXXXIII
 1977年7月20日(水)
 ●後藤恵子 Ⅴ
ヒメと明彦 XXXXIV
 1977年7月20日(水)
 ●後藤恵子 Ⅵ