フランク・ロイドのブログ

フランク・ロイドの徒然

ミキと明彦 Ⅵ ●またスイートルーム!1

ミキと明彦 Ⅵ
●またスイートルーム!1

 エレベーターで12階まで上がる間、私は両足を擦り合わせた。あそこがむず痒い、ミキちゃんに刺激的なことをいろいろ聞いたからだ。男の性欲って、ある程度頭から来るけど、女のそれは体なのよね。


「ママ、そのバッグ、お泊りセットだよね?」とミキちゃんが聞く。

「・・・だって、ミキちゃんと大阪で泊まるかもしれないと思ったから・・・」いや、ウソだ。もしも万が一、明彦がなんて考えたからだ。だから、下着は勝負下着なのだ。私ったら、なんて女なの。万が一、って、ミキちゃんが喧嘩したらとか、変な考え持ってたのかしら?

「ふ~ん、そうなんだ。下着も?替えの服も?」見透かしたようにミキちゃんが聞く。

「うん、持ってきたわよ」平然と答えた。平然と。たぶんね。


「ふ~ん、ママ、モジモジしてますけど、濡れちゃった?」

「ミキちゃん!」

「だって、脚を擦り合わしてるわ」

「・・・うん、いろいろ想像したら、ジュンとなった・・・」ジュンとなったどころじゃない。部屋に行ったらトイレを借りなければいけないかも。


「やる気ね?ママ?」聞かなくてもわかってるでしょ?

「うん、もう覚悟した。宮部さんさえよろしければ・・・」もう、押し倒されたいのよ!

「よろしいんじゃないですか?彼は?たぶん。で、ママ、宮部さんじゃなくて、明彦だよ。明彦と呼びなよ」

「それは・・・彼に聞いてみる」

「そうそう、本人に聞いてね」


「ミキちゃん、なんだか、大胆になってる!」

「昨日の夜から、頭のネジが何本か抜けちゃったんだよ、私」

「・・・あの、ミキちゃん、彼の・・・その、よかったんだ?」ミキちゃん、経験があまりないからね。

「そりゃあ、もう。大きくって、固くって、長くって、何度も、何度も」イメージしちゃうじゃない!

「・・・ああ、我慢できなくなっちゃったじゃない!」


続きは、またスイートルーム!1


ミキと明彦 Ⅰ 
 ●小倉のバー

ミキと明彦 Ⅱ 2ページへ
 ●海上
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19007253#2
ミキと明彦 Ⅲ 3ページへ
 ●直美のバー
 ●スイートルーム1
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19007253#3
ミキと明彦 Ⅳ 4ページへ
 ●バスの車内
 ●スイートルーム2
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19007253#4
ミキと明彦 Ⅴ 5ページへ
 ●大阪南港
 ●大阪のホテルへ
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19007253#5
ミキと明彦 Ⅵ 6ページへ
 ●またスイートルーム!1
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19007253#6


アイーシャとアキヒコ


メグミとアキヒコ、エピソード Ⅰ

メグミとアキヒコ、エピソード Ⅱ
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18849084#2
メグミとアキヒコ、エピソード Ⅲ
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18849084#3


恭子と明彦、エピソード Ⅰ

恭子と明彦、エピソード Ⅱ
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18928268#2
恭子と明彦、エピソード Ⅲ
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18928268#3
恭子と明彦、エピソード Ⅳ
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18928268#4


薫と明彦、エピソード Ⅰ

薫と明彦、エピソード Ⅱ
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18935781#2
薫と明彦、エピソード Ⅲ
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18935781#3