フランク・ロイドのブログ

フランク・ロイドの徒然

2022/11/17 今日のTwitterでのつぶやき集、電気自動車関連

昔、大学生の頃、一人暮らしの女の子の家に泊まったことがあった。夕食を作るというので楽しみにした。「豚の生姜焼きと豚汁の豚々にする!キュウリのサラダも!」という。見ていると、キュウリやジャガを洗剤のついたスポンジで洗っている。おいおい!「だって残留農薬が!ママもそうしてるよ!」残留洗剤はいいのか?と思った。

どうなんだろうか?食器洗剤は消毒薬じゃないんだけど。

202X年の全世界BEV販売量予測。

202X年、急速に全世界のBEV販売台数が減少した。2021年全世界で660万台だったBEV車は順調に2022年も1000万台に近づき、そのまま2035年には5651万台との予測があった。ところが、2023年からの各国のEV車への補助金打切りと電力料金の高止まり、リチウム資源の急速な枯渇による価格高騰で202X年は前年割れとなった。

だいたい、この富士経済研究所の予測、「EV市場は2035年に5651万台、全体の半数以上に」って資源量も電力インフラも考えないで、増加曲線だけで予測なんてバカじゃないか?地球は毎年毎年5,651万台のEV車を作るほどの持続可能性を持っていないってことだ。それに乗ってエンジン製造技術を捨てるドイツ企業のアホどもよ。

算数ができる社員がいなかった

57,000トンの水酸化リチウムで120万台のEV車を製造できる。毎年1千万台を製造するのに毎年毎年47.5万トンの水酸化リチウムが必要だ。毎年5千万台を製造するなら237.5万トン。鉱石屑も膨大だ。各国の自動車企業は一斉にBEVにシフトしたが、どうも算数ができる社員がいなかったようだ。

リチウムの埋蔵量は炭酸リチウム換算で約8,400万トン

リチウムの埋蔵量は炭酸リチウム換算で約8,400万トン。鉱石だけだと2,184万トン。1千万台分なら46年持つ。生産量が増えると20年というところ。鉱石は南米各国で採掘だが、精錬後の水酸化リチウム製品の製造はほぼ中国。しかし、鉱石屑による環境汚染で中国政府は規制強化。生産量減少で水酸化リチウムの価格は2倍になった。


EV戦略見直しのトヨタ、もう出遅れを挽回できないのか

202X年、BEV製造への転換が遅れ、出遅れ企業とみなされていたトヨタを始めとする日本企業は、内燃機関製造工場を温存していたお陰で息を吹き返した。ドイツ企業他内燃機関製造を廃止したので、ハイブリッドに転換しようにもエンジンが製造できず、各企業はトヨタからエンジンを買うはめになった。一旦失った技術は取り返せない。


世界の電気自動車(EV)新車(乗用車)販売台数合計は前年比2.2倍の660万台となった。 そのうち、BEVは7割を占める。 2021年までの累計販売台数は1,650万台。地域別にみると、中国が前年比2.9倍の333万台、欧州が66.6%増の228万台、米国が2.1倍の63万台となった。最大市場の中国での販売台数だけで、前年の世界のEV新車販売台数(316万台)を超えた。また、中国は2021年のEV新車販売台数に占めるBEVの比率が82.0%で、米国(73.9%)や欧州(53.9%)と比べても高い。内燃機関車も含む新車販売台数に占めるEV比率は、欧州が17%、中国が16%、米国が4.5%だった。

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南米・アフリカ諸国が親中国、反台湾に変わると、中国にリチウム・コバルトを握られる。それに原材料の資源はあっても、精錬・最終製品の量が西側諸国は足りない。だから、VWは中国にへいこらする。

コバルト、リチウム・・・資源不足の事実と誤解

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