シリーズ『奴隷商人』、奴隷商人 Ⅺ、第54章、クレオパトラ、最終戦闘、前章
奴隷商人 Ⅺ 第54章 ●奴隷商人52、紀元前46年] ●クレオパトラ、最終戦闘、前章 第47章 ●奴隷商人45、紀元前46年 ●アルシノエの苦情 第48章 ●奴隷商人46、紀元前46年 ●クレオパトラの目論見 第49章 ●奴隷商人47、紀元前46年 ●砂漠行 1 【砂漠行3日目】 50... 続きをみる
古代ローマのブログ記事
古代ローマ(ムラゴンブログ全体)シリーズ『奴隷商人』、奴隷商人 Ⅺ、第54章、クレオパトラ、最終戦闘、前章
奴隷商人 Ⅺ 第54章 ●奴隷商人52、紀元前46年] ●クレオパトラ、最終戦闘、前章 第47章 ●奴隷商人45、紀元前46年 ●アルシノエの苦情 第48章 ●奴隷商人46、紀元前46年 ●クレオパトラの目論見 第49章 ●奴隷商人47、紀元前46年 ●砂漠行 1 【砂漠行3日目】 50... 続きをみる
奴隷商人 Ⅸ 第53章 ●奴隷商人51、紀元前46年 ホルスを放つと言って飛んでいってしまったムラーはその晩帰って来なかった。翌日、出発の午前4時の1時間前に急に空中から飛び降りてきた。荷物を持っている。 「どこに行ってたのよ?心配するじゃない?」 「ああ、スマン。ちょっとアレキサンドリアの王宮... 続きをみる
奴隷商人 Ⅸ 第50章 ●奴隷商人48、紀元前46年 ●砂漠行 2 【砂漠行7日目】 200+30キロ 「アルシノエは知性体が入っているわけじゃない。こいつを第4夫人にするつもりはない。ゆくゆくは素質があれば、ソフィア、ジュリアの次をやらせてみてもいいかな?と思うんだが・・・」と言うと、 「アルシ... 続きをみる
奴隷商人とその時代 Ⅳ ●紀元前46、47年前後の出来事 4.の年代がピンと来ないですが、2023年の今年、紀元前46年は2069年前にあたります。日本で『卑弥呼の日食』と言われる天岩戸伝説が起こったのが西暦247年。今から1776年前ですが、それでも紀元前46年は、『卑弥呼の日食』よりも293... 続きをみる
奴隷商人とその時代 Ⅲ ●イスラムの一夫多妻制度 ●奴隷制度 ●奴隷制度・ハレムと一夫多妻制 ●奴隷商人ムラーの商売 ●イスラムの一夫多妻制度 3項で、ハレムと聞くと、オスマン帝国のハレム制度を想像する人は多い。『ハレム』自体、トルコ語だから、紀元前46年の世界では、現代のトルコ共和国の... 続きをみる
奴隷商人とその時代 Ⅱ 女性にとって重要な鏡。 ●古代の鏡 これも古代ローマで21世紀の鏡を想像されては困ります。あんな平板で昔は銀メッキされたガラス製の鏡など、1317年、ベニスのガラス工によって発明された。ガラスに皺のない錫箔を置き、その上に水銀を放置。1カ月ほどかけて水銀アマルガム(水銀と... 続きをみる
奴隷商人とその時代 Ⅰ 異世界ファンタジーで、ウンコをどう拭くか?とか、お風呂の話をしつこく書くのは私くらいでしょうか? いつも私が書くフィクションは、日本を舞台として、せいぜい1970年代からのラブコメであったり、SF・近未来小説であったりします。登場人物もほとんど日本人です。 その私が、... 続きをみる
奴隷商人 Ⅸ 第49章 ●奴隷商人47、紀元前46年 ●砂漠行 1 【砂漠行6日目】 140キロ 昨晩は、ムラー様と絵美/エミー様に可愛がっていただいて大変満足。絵美様が、私が16才の時、そんなに性欲があったかしら?と言う。エミー様が、12才頃から始めないとガキを十分産めねえじゃねえか、絵美の生... 続きをみる
奴隷商人 Ⅷ 第46章 ●奴隷商人44、紀元前46年 飛んでいったらあっという間だった。砂漠、土漠上空を十数分飛んで、地中海の海岸線に出た。アレキサンドリア寄りの私たちの船が停泊している小さな漁村に着いた。二千メートルから徐々に高度を落としていく。 アフロダイテ号とアルテミス号の甲板が見えた。... 続きをみる
奴隷商人 Ⅷ 第45章 ●奴隷商人43、紀元前46年 ●クレオパトラの狙い ベルベル人盗賊団の一人を生きて捕まえた。他は皆殺しにした。なぜ、こいつらはアヌビスとホルスのお先棒を担いでいたのか、頭を鷲掴みにして意識を探った。 ギザのピラミッド近くのエジプト王国の行政事務所が見えた。王国の行政官がベ... 続きをみる
奴隷商人 Ⅷ 第44章 ●奴隷商人42、紀元前46年 ●戦闘 ムラー様たちは、ホルスを迎え撃つために飛んでいってしまった。残っているのは、38人の人間だけだ。絵美様が堀を掘って擁壁を作ったと言っていたが、相手はベルベル人の盗賊団30人とアヌビス20頭だ。ムスカは大丈夫なのかしら。 「マンディーサ... 続きをみる
奴隷商人 Ⅷ 第43章 ●奴隷商人41、紀元前46年 ●斥候 ふぇ~、絵美様はとんでもないイメージを私に見せるし、アイリス様は私をいたぶって犯し続ける。ヘロヘロになった。眠い。女同士はキリがない。出して終わりじゃないんだもの。彼女たちで、あれだけスゴイなら、もしも、ムラー様に抱かれたらどうなるん... 続きをみる
奴隷商人 Ⅶ 第42章 ●奴隷商人40、紀元前46年 ●斥候 ふぇ~、絵美様はとんでもないイメージを私に見せるし、アイリス様は私をいたぶって犯し続ける。ヘロヘロになった。眠い。女同士はキリがない。出して終わりじゃないんだもの。彼女たちで、あれだけスゴイなら、もしも、ムラー様に抱かれたらどうなるん... 続きをみる
奴隷商人 Ⅶ 第41章 ●奴隷商人39、紀元前46年 ●絵美とアイリス 小さい方のテントをのぞいてみた。絵美様とアイリス様だけがいた。毛布が川の字に並べられている。ああ、今日は彼女たちとアルシノエがこっちで寝るのかしら?と思って別のテントに行こうとしたら、絵美様が「マンディーサ、何処へ行くの?入... 続きをみる
奴隷商人 Ⅶ 第40章 ●奴隷商人38、紀元前46年 ソフィア様、ジュリア様が奴隷女と娼婦に「お前らも海賊どもと同じ金貨百枚のご褒美が出るんだから、欲かいて商売するんじゃないよ!やっちゃいけないとは言わない。そっと男どもと外で逢引するのはかまわない。でも、手下共にも金は払うな、と言ってあるからね... 続きをみる
奴隷商人 Ⅶ 第39章 ●奴隷商人37、紀元前46年 ●ジュリアとムスカ 早朝から糸を垂れているけど、全然釣れやしない。やっぱり釣りは夜なのか?何で絵美様は急にヒラメのムニエルが食べたい、なんて言い出すんだろう?昼ごはんは、ムニエルよね?ね?ジュリア!と言い出す。 船倉を覗くと、ピティアスの手... 続きをみる
奴隷商人 Ⅶ 第38章 ●奴隷商人36、紀元前46年 ●ムラーの寝室 2 ●マンディーサ アルテミス号に行ってみると、もう既に娼婦たちが列を作って待っていた。まだ朝早いのに百人ぐらいいる。昨晩、選別された女たちは、列の前の方に並んでいた。そりゃあ、銀貨50枚と手下たちからの心付け、見たことの... 続きをみる
奴隷商人 Ⅵ 第37章 ●奴隷商人35、紀元前46年 ●神殿巫女・奴隷娼婦の選別 ソフィアもジュリアも、アルテミス号でどんちゃん騒ぎをするための娼婦の選別は慣れたものだ。15人の募集にこんな辺鄙な漁港に200人、集まってきた。この漁港周辺、30キロぐらいの娼婦全員が集まってきたようなものだ。 ... 続きをみる
奴隷商人 Ⅵ 第36章 ●奴隷商人34、紀元前46年 ●大スフィンクス ●神殿巫女 ●ムラーの寝室 1 ●ムラーの寝室 1 変な部屋だなあ、とムスカは思った。ムラーの寝室だ。天井から柄の部分が固定されていて、ロープで連結されているうちわが、4x4、16枚あって、バネで動くようになっている。... 続きをみる
第28章 ●奴隷商人26、紀元前46年 ●イシス、紀元前46年 ●アレキサンドリア 1、紀元前46年 俺は、エジプトの小娘を閉じ込めているアフロダイテ号のキャビンに行った。絵美とアイリスがついてくる。俺を監視するつもりか?心配しないでも・・・やる時はやるぜ。 監禁している部屋に入ると、部屋... 続きをみる
奴隷商人 Ⅲ 第22章 ●奴隷商人20、紀元前46年 翌日、ムラーがエジプトに連れて行く宦官3人、私とアイリス、ジュリアとソフィアを呼び出して、また丘の家の森に連れて行った。ピティアスと手下30人も一緒だ。フェニキアの街の鍛冶屋と弟子が大八車にボウガンと矢を山盛りに乗せて坂を登っていく。 「結構... 続きをみる
奴隷商人 Ⅲ 第20章 ●奴隷商人18、紀元前47年 私とムラーが先に港に着いた。ピティオスと私の執事は、手下を呼びに行った分、遅れているようだ。まだ、海賊船はもやいを解いていない。甲板から盛大な音がしていた。なんだ?内輪もめか? ムラーの旦那と私は、タラップを駆け上がった。私は、甲板の光景を... 続きをみる